札幌市中央区にございます当事務所は、開業以来、数多くの相続手続きを行ってきました。そのなかで意外と多いのが、「樺太」が関係する相続手続き（「以下、樺太の相続手続き」といいます）です。
全国から、札幌市中央区にある当事務所に、樺太の相続手続きのサポート依頼がございます。もし樺太の相続手続きでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。全国からのお問い合わせを受け付けています。
樺太の相続手続き、なぜ難しい？
樺太の相続手続きが困難なのは、「戸籍の収集」に原因があります。
通常の相続手続きであれば、戸籍を収集して相続人を特定し、その相続人が遺産分割協議を行い、ご遺産の取得方法を決めることになります。
遺産分割協議がまとまったあとは「相続関係を示す戸籍一式」を銀行・法務局・税務署等に提出し、相続手続きを進めることになります。
しかしながら故人の本籍地が樺太にあった場合は、「戸籍の一部が取得できない」という事態が発生することになります。戦後の混乱のなかで、樺太にあった当時の戸籍を現在の日本の主権が及ぶ領域に運び出すことができなかったためです。
戸籍の一部が取得できないということは、戸籍で相続人を確定することができないということになり、銀行や役所に戸籍を提出しても「戸籍に不足がある」とされ、相続手続きを進めてもらうことができないことがあるのです。
全国からのお問い合わせに対応しています
本州や九州、四国エリアの方々は樺太の相続手続きに不慣れであることから、札幌市中央区にある当事務所に、樺太の相続手続きのご依頼・お問い合わせが数多く寄せられている状況が続いています。
相続人ご本人からのご依頼のみならず、北海道外の司法書士や税理士の先生方からもクライアントをご紹介いただくことがございます。
それは、当事務所が樺太の相続手続きを数多く受任し、それらについて無事に相続手続きを完遂した実績があるためです。「このようなケースであれば、このようにすれば相続手続きは可能になる」というノウハウ・経験を有しています。樺太の相続手続きにお困りの方は、札幌市中央区の当事務所にお気軽にお問い合わせください。
