遺言書がないとこうなる……
札幌で相続の相談を受けていても、遺言書がないケースがほとんどです。遺言書がなければ、困ることもあるため注意が必要です。
たとえば相続人のなかに行方不明者がいるケースです。相続人が複数いる状況で、遺言書がなければ、遺産分割をした上で相続手続を進めることになります。しかしながら相続人のなかに行方不明者がいれば、遺産分割協議を進めることができず、最悪の場合は裁判所を利用して相続手続を進めざるを得なくなります。
また、相続人間で仲が良くない場合も遺言書がなければ困ることがあります。遺言書がなければ、遺産分割が必要ですが、協議がまとまらないことがあります。話がまとめらなければ、やはり裁判所を利用しての相続手続となってしまうため、それぞれの相続人にとっても負担が大きいといえるでしょう。
遺言書で遺産の承継の仕方を決めることができる
遺言書のなかで、「不動産は長男に相続させる。預貯金は長女に相続させる」というように、遺産の分け方を決めることができます。
このように決めておけば、相続人のなかに行方不明者がいても、相続人間の仲が悪く、話し合いの場がもてなくても、相続手続を進めることが可能です。
また、当然ですが、遺言書を作成しておくことで、遺産を多く承継させたい者に、より多くの遺産を渡すことも可能になります。遺言書があれば、自らの意思を死後に実現できるようになるのです。
遺言書作成、当事務所にご依頼いただくメリット
争いが起こらない遺言書の文案をご提案
当事務所では、常に「円満な相続」を心掛けております。遺言書の文言一つで、将来的な争いを避けることができる場面はたくさんあります。形式不備の心配不要
遺言は形式が整っていなければ無効になってしまいます。法律の専門家である司法書士がサポートすることで、安心して遺言書を作成いただけます。最適な内容に仕上げます
ご自身で作成された遺言書には、いわゆる「抜け」が多く見られます。当事務所では、死後の相続手続を念頭として、最適な文言に仕上げていきます。遺言書作成のサポート料金
札幌市中央区にある当事務所では、下記のご費用でサポートが可能です。遺言書の種類 | 報酬 |
自筆証書遺言書の作成サポート | 6.8万円~ |
公正証書遺言書の作成サポート | 9.8万円~ |
遺言の執行とは
遺言の執行とは、遺言の内容を実現することです。
たとえば遺言書に「札幌市中央区の不動産は長男に相続させる。札幌市西区の不動産は長女に相続させる。北洋銀行の預貯金は次男に相続させる」と記されていたとします。この相続の場面で遺言の執行は、不動産名義を長男と長女に、預貯金を払い出して次男に承継させることを意味します。
遺言の執行が難しい理由
遺言の執行が難しいのは、それは「法律」が関わってくるためです。遺言の執行は民法で定められた方法や過去の裁判例において示された事項をまもりながら進めていく必要があります。法律専門家ではない方々が手続を進めていくのは相当な負担になります。
また、遺言執行者として指定された方がいたとしても、それが法律の専門家ではない場合は、手続を進めることは負担となるはずです。
遺言執行・相続手続に強い司法書士平成事務所
当事務所は、遺言の執行をはじめとする各種相続手続に特に強みを持っています。札幌市内の方はもちろんのこと、全国のご相続人様からご依頼を受けています。
札幌以外の方もお気軽にお問い合わせください。
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遺言執行のサポート料金
札幌市中央区にある当事務所では、下記の料金で遺言の執行をお手伝いしています。内容 | 報酬 |
遺言の執行 | 24.8万円~ |